【DVD】現代相伝備前 日本刀鍛錬の記録 鍛刀一筋 刀匠 三上貞直 普及版

【収録時間】
 約30分
【製作・発売】
 (株)クエスト
 http://www.queststation.com/
【備考】
本作品は2019年にテレビせとうちクリエイトよりリリースしたものをより広く一般の方々にもお楽しみいただけるよう、普及版として発売されたものです。収録されている映像は「鍛刀一筋 刀匠 三上貞直」と同じものです。
【企画・制作】
 テレビせとうちクリエイト
【出演】
 三上貞直、胡子高英、西村直真
【協力】
 一般社団法人全日本刀匠会事業部、正海裕人
【映像撮影協力】
 トム岸田(表紙)
【収録内容】
 プロフィール
 鍛錬技法
 作品紹介

日本刀を作る技法には様々なスタイルがあり、時代、地域などによって特徴付けられる。大和伝、山城伝、備前伝、相州伝、美濃伝を俗に五箇伝と呼び、中でも備前伝は備前の国、現在の岡山県を中心とする地域で発生し、多くの名工によって用いられ、やがて時代の移り変わりとともに様々な作風を生み出した。その最たるものが南北朝時代に現れた相伝備前である。
相伝備前は、華やかさが特徴の備前伝に、鎌倉末期に登場、流行した相州伝を取り入れたものであり、多くの刀工によって手掛けられ一大潮流となった。三上貞直は、その相伝備前に魅せられ、北広島の地で相伝備前一筋に作刀に励んでいる。
これは、三上が惚れ込んだ相伝備前の鍛錬技法とその作品を紹介したものである。

三上貞直(MIKAMI Sadanao)
1955年、島根県邑南町出身。高校卒業後刀鍛冶を志し、人間国宝である二代目月山貞一に入門。
月山道場で技を磨いた後、広島県北広島町に鍛錬道場を開き、刀匠名貞直を名乗る。
その後、相伝備前の名人である長船長義の作品と出会い衝撃を受け、自らの進むべき道を見定める。以来、相伝備前の作品作りに邁進。時代の流行に囚われず、南北朝時代のような長く大ぶりな刀を鍛え続け、日本刀に力強さを求める愛好家から強い支持を得た。
1982年、第18回新作名刀展入選を手始めに、お守り刀展覧会での文部科学大臣賞など様々な賞を受賞。第7代全日本刀匠会会長。広島県無形文化財。
販売価格 4,950円(税込)
SOLD OUT

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